FX・トレード 相場分析

USDJPY ドル円 12/4の相場分析

ついに下落トレンドか? 12/4 ドル円の相場分析

こんにちは。

12/4のドル円の市況解説・相場分析を配信します。

先週末の米国指標も悪化、しかもFRB各要人はまさかのハト派寄り。

それでは本日のドル円の相場分析について解説していきます。

ファンダメンタルズ分析

日本円:日銀は引き続き利上げを行わず金融緩和を維持の姿勢で円売り

米ドル:インフレ鈍化、景気鈍化を示唆するドル安材料が散発されドル売り地合い

先週のISM、ベージュブックは景気後退を示唆、FRBウォラー理事のハト発言から一気に下落しパウエル議長講演もハト派姿勢を挽回しきれないどっちつかずの内容でドル安が加速する形で締めた先週でした。

ファンダメンタルは欧州と比べるとまだ経済状況は根強いもののついに米国の経済状況にも影が差してきたことで長期金利が低下、また政策金利の利下げ観測も強まってきたことでドル安目線と捉えております。

来週からFOMCに向けたブラックアウト期間に入り、次週もISMサービス業景況指数や雇用統計を控えておりますがドル高材料だとしてもせいぜい戻りの範囲になるかと見ております。(過信は禁物です)

テクニカル分析

日足

昨年の最高値(152円付近)まで一時上昇しましたが米国ファンダを受けて下落、ついに150円を割るも再び回帰。

週後半のファンダメンタル次第では上昇するかと思いましたが上述の通りドル安材料強めで引けたので、高安値を切り下げて下落トレンドに入った可能性があると見ています。

しかしながら現在は上昇トレンド、2日前の安値やサポートで引けているタイミングであるため戻りのタイミングやここを明確に下抜けるかを確認してから売りを仕掛けたいところです。

4時間足

4時間足は現在EMA50がレジスタンスとして機能しておりますので、こちらを背にショートを仕掛けていくのもありかなと見ております。

1時間足の下落前レンジのレジスタンスでもあります。

1時間足

現在は146.6円付近で下げ止まっていますが、戻るなら147.78円付近の黄色のラインもレジサポとして機能するかと見ております。

移動平均線も重なるポイントでもあるので確度が高そうです。

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